市販されている牛乳のほとんどは120℃〜130℃で瞬間殺菌されています。これは、本来常温で保存できる牛乳を作るための方法なのです。高熱のため、牛乳に含まれるタンパク質やカルシウムが変性するなど、必要以上に生乳にダメージを与えてしまいます。滅菌できても、生乳の自然な風味や栄養を変化させ、一部の有効な成分まで失ってしまう加工処理です。
パスチャライズド処理は、栄養成分の変性が少なく、「生きたミルク」の良さが残る優れた殺菌方法です。新生酪農ではこのパスチャライズド処理を採用し、安全でおいしい牛乳をお届けしています。
パスチャライズド牛乳の品質を左右するのは、原乳の質と製造環境です。新生酪農では、首都圏近郊地の千葉県外房と栃木県塩原に二つの直営工場を持ち、提携酪農家から集めた生菌数の少ない良質な生乳だけを使います。生乳の品質を確保し、生産から加工、配送までを早く確実なサイクルで行うことで、良質なパスチャライズド牛乳がつくられています。 パスチャライズド牛乳を製造するには、新鮮で良質な生乳が不可欠なのです。
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